シングルCD「My resolution ~あの時計の下で~」感想
声優・アーティストとして幅広く活躍中の
桃井はるこさんプロデュースのレーベル
「AKIHABALOVE RECORDS」の第二弾シングルは
『SUMMER OF LOVE feat.奥井雅美』として
奥井雅美さんをフィーチャリングした一枚となっています。
(09年5月27日発売)
"SUMMER OF LOVE"というのは
同じく桃井さんがプロデュースするユニットで、
今後もいろいろなアーティストの方々を
フィーチャーしていくとのこと。
その最初の一枚で
奥井さんが歌唱、桃井さんが作詞作曲という
夢のコラボレーションが実現しました。
私は桃井はるこさんについては
それほどよく存じ上げているわけではないのですが、
レーベル名にもある「アキハバLOVE」を公言し、
秋葉原という街を愛されているということ、
奥井さんとは「アニサマ」等で共演し、
昨年の奥井雅美トリビュートアルバム「Buddy」で
「恋しましょ、ねばりましょ」(秋葉原を舞台にしたアニメの挿入歌)
をカバーされたことなどは把握しておりました。
桃井さんの手がけられた曲を奥井さんが歌うらしい、
ということは、しばらく前から噂に聞いてはいたのですが、
どうなるのかな、と思っていたところ、
実際に入手し聴いてみると「おおっ」という感じ。
普段の奥井さん個人名義の楽曲には
なかなか無いような雰囲気で、
想像以上に実に良かったと思います。
◇
表題曲「My resolution ~あの時計の下で~」は
桃井さんが秋葉原という街で過ごしてきたであろう時間と、
感じてきた想いが伝わってくるような歌詞がぐっと来ます。
トリビュートアルバム「Buddy」ブックレットで
桃井さんがカバーされた「恋しましょ、ねばりましょ」について
奥井さんの送り出した曲が、
桃井さんに影響を与え、
人気アーティストとなった桃井さんが後にカバーし、
そして奥井さんが桃井さんの楽曲を歌う形で
また帰ってくる、というそのつながりにも感動させられました。
街をテーマにした楽曲と言うと、
奥井さんの8thアルバム「cross road」を思い出しますが、
今回桃井さんが手がけられたこの曲も
負けじと劣らぬ奥行きを感じさせます。
タイトルにもある「あの時計」というのは
秋葉原駅電気街口に建っていた時計のことのようです。
軽く検索してみると、確かにジャケットイラストのこの場所。
私は秋葉原の街をうろつくようになったのは
本当にここ最近のことなので、
この時計の事はほとんど覚えていなかったのですが、
90年代、00年代と変わらないようで大きく変わっていった
この街に思い入れのある方には象徴的な時計だったのかもしれません。
このあたり、共感できるような記憶を持たないことを
寂しく思いますが、
秋葉原という街には、確かに他の街と違う、
タテモノより「人ありき」のような雰囲気を感じています。
そういった独特の雰囲気や、人々の想いを体現したような
楽曲に仕上がっているのではないでしょうか。
悲喜こもごもを乗り越えて、まさに突き抜けていくような
明るく伸びやかなメロディーももちろん魅力的。
奥井さんの普段の楽曲とはちょっと違う曲調ですが、
見事に歌いこなされています。
他の方が歌われるとまた違うのかもしれませんが、
なんとなく「HAPPY PLACE」を思い出しました。
曲は似ていないのに何故だろう……
やはり"街"のコンセプトが近いからなのか。
◇
カップリング曲「popcorn☆magic」は
ニンテンドーDSソフト「ウイッチテイル 見習い魔女と7人の姫」
のイメージソングということです。
OPやEDではなく、イメージソングということなので、
それほどでもないのかなと思いきや、
どうやらかなりこのゲームに沿って作られた楽曲の様子。
<追記>
「ウイッチテイル」のイベントに参加された方の
レポートによると、
順序としては逆で、曲の雰囲気と発売日が近いこの曲を
イメージソングに選ばれたということだそうです。
そのためか、タイトルどおりポップで可愛らしく、
それでいて小悪魔的な感じもさせる面白い曲調に仕上がっています。
ごくごく個人的にはこちらの曲の方が好みかも……
耳に残り、口ずさみたくなるものがあります。
と、言うより、正直、驚いた!
奥井さんは最近はご自身ではあまり可愛らしい系の曲を
歌われていない気がするのですが、
(「mobile magic」とか「乙女心無限」くらい? でもこれらも結構「力強い」感じがする……)
全然いけてる! (失礼すみません…)
可愛い! 新鮮!
こういう楽曲もやっぱり上手い!!
と、思わず興奮してしまいました。
初めてr.o.r/sのアルバム「dazzle」を聴いた時の感動を
思い出したなあ……
この「popcorn☆magic」はまさに
桃井さんプロデュースで奥井さんが歌う、という形式だからこそ
実現した曲のような気がします。
もちろんご自身で作詞作曲される楽曲も好きなのですが、
r.o.r/sのときの感動があったからこそ、
「たまには奥井さんは歌うだけの曲もあると良いな」
ということをぼんやり考えていただけに感動もひとしお。
(多忙ぶりとご健康が心配という部分もありました)
セルフカバーアルバムも期待したいのですが、
同時に「マサミコブシ2」というか、「Buddy返し」のようなアルバムも
実現したらよいなあ……などと夢見てしまいます。
◇
と、いうことで今回のシングル
「My resolution ~あの時計の下で~」は
桃井さんのファンはもちろんのこと、
奥井さんのファンにも大いに楽しめる一枚に
なっているのではないかと思いました。
個人アルバムには収録されない可能性もありますし……
少し迷ったのですが、購入してよかったと感じます。
◇
に、してもこのシングルは桃井さんのレーベル(インディーズ扱い?)
のせいか、ちょっと見つけにくいようなのが残念。
セブンアンドワイや秋葉原の店でも品切れが出たらしいです。
私は池袋の某アニ○イトで購入したのですが、
声優・アーティストコーナーだとばっかり思っていたら、
ゲームCDのコーナーにあった……
いやあ、カップリングがゲームのイメージソングだったことを忘れていて、
かつ目が節穴なもので、探した探した。
桃井はるこさんプロデュースのレーベル
「AKIHABALOVE RECORDS」の第二弾シングルは
『SUMMER OF LOVE feat.奥井雅美』として
奥井雅美さんをフィーチャリングした一枚となっています。
(09年5月27日発売)
"SUMMER OF LOVE"というのは
同じく桃井さんがプロデュースするユニットで、
今後もいろいろなアーティストの方々を
フィーチャーしていくとのこと。
その最初の一枚で
奥井さんが歌唱、桃井さんが作詞作曲という
夢のコラボレーションが実現しました。
私は桃井はるこさんについては
それほどよく存じ上げているわけではないのですが、
レーベル名にもある「アキハバLOVE」を公言し、
秋葉原という街を愛されているということ、
奥井さんとは「アニサマ」等で共演し、
昨年の奥井雅美トリビュートアルバム「Buddy」で
「恋しましょ、ねばりましょ」(秋葉原を舞台にしたアニメの挿入歌)
をカバーされたことなどは把握しておりました。
桃井さんの手がけられた曲を奥井さんが歌うらしい、
ということは、しばらく前から噂に聞いてはいたのですが、
どうなるのかな、と思っていたところ、
実際に入手し聴いてみると「おおっ」という感じ。
普段の奥井さん個人名義の楽曲には
なかなか無いような雰囲気で、
想像以上に実に良かったと思います。

◇
表題曲「My resolution ~あの時計の下で~」は
桃井さんが秋葉原という街で過ごしてきたであろう時間と、
感じてきた想いが伝わってくるような歌詞がぐっと来ます。
トリビュートアルバム「Buddy」ブックレットで
桃井さんがカバーされた「恋しましょ、ねばりましょ」について
『秋葉原の喧騒の中、店先のスピーカーからと、述べられていたことを思い出しました。
何度も何度も流れていました。
佇むわたしに、夢、そして現実と向き合う勇気をくれたこの曲を、
僭越ながら感謝の気持ちをこめて歌わせていただきます』
(「Tribute to Masami Okui ~Buddy~」ブックレットp.17より)
奥井さんの送り出した曲が、
桃井さんに影響を与え、
人気アーティストとなった桃井さんが後にカバーし、
そして奥井さんが桃井さんの楽曲を歌う形で
また帰ってくる、というそのつながりにも感動させられました。
街をテーマにした楽曲と言うと、
奥井さんの8thアルバム「cross road」を思い出しますが、
今回桃井さんが手がけられたこの曲も
負けじと劣らぬ奥行きを感じさせます。
タイトルにもある「あの時計」というのは
秋葉原駅電気街口に建っていた時計のことのようです。
軽く検索してみると、確かにジャケットイラストのこの場所。
私は秋葉原の街をうろつくようになったのは
本当にここ最近のことなので、
この時計の事はほとんど覚えていなかったのですが、
90年代、00年代と変わらないようで大きく変わっていった
この街に思い入れのある方には象徴的な時計だったのかもしれません。
このあたり、共感できるような記憶を持たないことを
寂しく思いますが、
秋葉原という街には、確かに他の街と違う、
タテモノより「人ありき」のような雰囲気を感じています。
そういった独特の雰囲気や、人々の想いを体現したような
楽曲に仕上がっているのではないでしょうか。
悲喜こもごもを乗り越えて、まさに突き抜けていくような
明るく伸びやかなメロディーももちろん魅力的。
奥井さんの普段の楽曲とはちょっと違う曲調ですが、
見事に歌いこなされています。
他の方が歌われるとまた違うのかもしれませんが、
なんとなく「HAPPY PLACE」を思い出しました。
曲は似ていないのに何故だろう……
やはり"街"のコンセプトが近いからなのか。
◇
カップリング曲「popcorn☆magic」は
ニンテンドーDSソフト「ウイッチテイル 見習い魔女と7人の姫」
のイメージソングということです。
OPやEDではなく、イメージソングということなので、
それほどでもないのかなと思いきや、
どうやらかなりこのゲームに沿って作られた楽曲の様子。
<追記>
「ウイッチテイル」のイベントに参加された方の
レポートによると、
順序としては逆で、曲の雰囲気と発売日が近いこの曲を
イメージソングに選ばれたということだそうです。
そのためか、タイトルどおりポップで可愛らしく、
それでいて小悪魔的な感じもさせる面白い曲調に仕上がっています。
ごくごく個人的にはこちらの曲の方が好みかも……
耳に残り、口ずさみたくなるものがあります。
と、言うより、正直、驚いた!
奥井さんは最近はご自身ではあまり可愛らしい系の曲を
歌われていない気がするのですが、
(「mobile magic」とか「乙女心無限」くらい? でもこれらも結構「力強い」感じがする……)
全然いけてる! (失礼すみません…)
可愛い! 新鮮!
こういう楽曲もやっぱり上手い!!
と、思わず興奮してしまいました。
初めてr.o.r/sのアルバム「dazzle」を聴いた時の感動を
思い出したなあ……
この「popcorn☆magic」はまさに
桃井さんプロデュースで奥井さんが歌う、という形式だからこそ
実現した曲のような気がします。
もちろんご自身で作詞作曲される楽曲も好きなのですが、
r.o.r/sのときの感動があったからこそ、
「たまには奥井さんは歌うだけの曲もあると良いな」
ということをぼんやり考えていただけに感動もひとしお。
(多忙ぶりとご健康が心配という部分もありました)
セルフカバーアルバムも期待したいのですが、
同時に「マサミコブシ2」というか、「Buddy返し」のようなアルバムも
実現したらよいなあ……などと夢見てしまいます。
◇
と、いうことで今回のシングル
「My resolution ~あの時計の下で~」は
桃井さんのファンはもちろんのこと、
奥井さんのファンにも大いに楽しめる一枚に
なっているのではないかと思いました。
個人アルバムには収録されない可能性もありますし……
少し迷ったのですが、購入してよかったと感じます。
◇
に、してもこのシングルは桃井さんのレーベル(インディーズ扱い?)
のせいか、ちょっと見つけにくいようなのが残念。
セブンアンドワイや秋葉原の店でも品切れが出たらしいです。
私は池袋の某アニ○イトで購入したのですが、
声優・アーティストコーナーだとばっかり思っていたら、
ゲームCDのコーナーにあった……
いやあ、カップリングがゲームのイメージソングだったことを忘れていて、
かつ目が節穴なもので、探した探した。


この記事へのコメント
実は、つい先ほどKizokuさんのブログの方にコメントして参りましたところでして、妙な形で行き違いのようになりまして、申しわけございません。
桃井さんについては私もあまり存じ上げていなかったのですが、今回少し調べてみて、秋葉原という街をイメージした曲で奥井さんのもとに一回りして帰ってきたような経緯があると知り、ますます興味深く聴くことができたと思います。
「Buddy返し」…実現は難しそうですが、聴いてみたいですね!
リンクにつきましてもご確認頂きまして、ありがとうございます。
Kizokuさんがウェブリブログに戻っていらっしゃって嬉しく思います。これからも楽しく拝見させて頂きます!
僕も遅ればせながら、これ聴きました。
春巻きさんの「想像以上に実に良かった」という感想に大賛成ですっ☆ 歌うことに徹した奥井さんに新鮮さを感じました。僕も久しぶりにr.o.r/sを聴きたくなってきましたよっ!♪ この作品については知らないことも多かったのですが、この記事を読んで少しわかったような気がします。いろいろ参考になりました。ありがとうございます。
あと、僕も「マサミコブシ2」をリリースしてほしいと、かなり前から思っています。「Buddy返し」←これ最高ですねっ☆ 実現したら・・・と思っただけで感動してきますっ!!
最後にリンクを修正していただいて、ありがとうございました。引越しというか、ウェブリブログに出戻りです・・・。 ちょっと恥ずかしいのですが、またよろしくお願いします。