桜に関するいくつか、

(1)「コボちゃん」で、パパのコウジさんが、
帰宅と同時に「ただいまー!」と
桜の花びらをふりまくというネタがあった。

これを、現実にやってみたことがある。
学校裏で採取した桜の花びらを隠し持ち、
帰宅の声と同時にぱっと広げたのだ。
‥‥母にはいたく不評であった。

 ◇

(2)ずっと小さなころ、
親戚と両親と、一緒に花見に行った。
どこに行ったのか地名も覚えているというのに、
肝心の花見について、
覚えているのは「フワフワランド」で遊んだことと。
食べたいくせにカッコつけて「遠慮」して、
ぐずった挙げ句に結局買ってもらった
サトウキビの茎だけだった。

 ◇

(3)「さくら」と「うめ」では
絶対さくらの方が格があるイメージだった。

今は何となく理由が分かってきた。
‥‥私、幼稚園で「さくら組」だった。

 ◇

(4)中途半端に押し花に凝っていたころ、
桜の花を「残しておきたい」と思って、電話帳に挟んでみた。
紙にくっついてはがれなくなった。
やたら、透き通って、ペラペラで
白っ茶けたものになった。
桜はどうあっても
消えるものらしいと感じた。

 ◇

(5)春になると、小学校の壁には
よく画用紙を切り抜いた桜の花が咲いていた。
‥‥右脳が弱い私は左右対称にできずに、
いびつな桜や、花びら6枚の謎の花を量産していた。

 ◇

(6)よく分かりもしないくせに、
感傷に浸って五・七・五を詠むのに凝っていた時期があった。

「 さくら咲く また会う日には 我、居なし 」

‥‥語尾が明らかに変だ。(居ない、という意味)
でも、今も同じ歌しか詠めないかもしれない。

 ◇

(7)「桜の木の下には死体が埋まっている」
という表現はすごいと思う。

「桜はほんの短い間だけ時空間に揺らぎをもたらし、
 もう逢うことの叶わない客人がやってくる」
という、ある小説の一文も、とても好きだ。

緑の葉茂る桜の話は、まだ読んだことがない。

 ◇

(8)桜の花びらは、通学帽を逆さにして拾い集めるに限る!
それも、地面に着くまでの、
ひらひらひらひらしているやつを
捕まえなくてはならない、というルールがある。
「地面に落ちたものは、ゴミになってしまうからなのだ」。


‥‥




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意味不明文失礼しました。
眠れない旅先で、ヒマつぶしに「桜」をテーマに、
まつわる記憶を書いたものの一部です。
いわゆるお題ものエッセイもどき?
こんなテーマでネタなんかあるかと思っていたら意外と出てきたり。

ほとんど小学生の頃の記憶。  ‥‥アホな子どもだなあ。
たまにはこんなものを書くのも良いかもしれません。

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